『愛子天皇論』が発売されて、まだ1週間しか経ってない
ことに驚いた。
どうやら「ゴー宣道場」の存在も知らない、それほど熱心な
わしの読者でもない一般人にまで『愛子天皇論』は普及
し始めたようだ。
しかも一人で何冊も買って、知人に送るという行為まで
出てきている。
『戦争論』のときにこういう現象があった。
だが、『戦争論』のときはSNSがなかったから、火がついた
のは数か月後からだった。
今回はSNSが普及した分、ブームになるのが速いかもしれ
ない。
「本の力を信じる」「本で時代を変える」とずっと言って
きたのだが、どうせ大口叩いているとしか思われなかった
だろう。
現に今もネトウヨは「本で変えられるもんか」と言って
いるらしい。
けれどもわしは出来ると信じ込んでいるのだから手が
つけられない。
それは昔よりは、最初からサポーターがいて、一緒に
戦ってくれるからである。
50年も漫画を描いてきて、その創作能力の蓄積は、大いに
役に立つし、昔より聡明になって、昔より戦略的になって、
昔より同志が多い。
昔より書店が減って、昔より本が売れない時代に突入した
のだけれど、それでもまだ本の力を信じられる。
『愛子天皇論』で変えてみせる!